ドーピングとは

アンチ・ドーピング違反行為

ドーピングとは薬物を使用して競技力を高めること。
「スポーツの基本であるフェアプレーに反する」「健康を害する」「社会に悪影響を与える」という理由から禁止されています。

WADA(世界・アンチドーピング機構)によるとドーピングの定義は以下のアンチ・ドーピング違反行為の1つ以上が発生することです。

  1. 競技者の検体に、禁止物質又はその代謝もしくはマーカーが存在すること
  2. 競技者が禁止物質もしくは禁止方法を使用すること又はその使用を企てること
  3. 検体の採取の回避、拒否又は不履行
  4. 居場所情報関連義務違反
  5. ドーピング・コントロールの一部に不当な改変を施し、又は不当な改変を企てること
  6. 禁止物質又は禁止方法を企てること
  7. 禁止物質もしくは禁止方法の不正取引を実行し、又は不正取引を企てること
  8. 競技会(時)において、競技者に対して禁止物質もしくは禁止方法を投与すること、もしくは投与を企てること、又は、競技会外において、競技者に対して競技会外で禁止されている禁止物質もしくは禁止方法を投与すること、若しくは投与を企てること
  9. 違反関与
  10. 特定の対象者との関わりの禁止

出典:日本アンチドーピング機構

注意すべきは「うっかりドーピング」

アスリートにとって注意しなければならないのは意図せずに風邪薬などに入っている禁止物質を摂取してしまう「うっかりドーピング」です。

「うっかりドーピング」を防ぐためには、ドーピングや薬に関する正しい知識をつける必要がありますが、その知識を身に付けることはかなりの労力がかかります。

日本にはドーピング防止の専門家であるスポーツファーマシストがいますので、わからないことは彼らに相談するのがベスト。もちろん、スポーツドクターに相談することも考えられますが、「薬」の専門家は薬剤師であることを忘れないでください。

【スポーツファーマシスト(正式名:公認スポーツファーマシスト)】

スポーツファーマシストは、JADA(日本・アンチドーピング機構)が発行する薬剤師向けの認定資格です。
「最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とする(JADAサイトより)」とされています。